ネパール02|1日目−2日目
1日目
(早朝の新幹線で大阪へ。)
10月末の某日。大阪で行なわれるスケルトン定期借地権方式の勉強会に参加した後、明日はそのまま関空からネパールへ出発という段取りだ。
2日目
(6:30起床。8:51関空行きバスに乗車。10:00関空着。)
関空でK氏グループと合流。ビザ用写真を写す。ROYAL NEPALの出発は午後1:00の予定だったが、およそ1時間遅れて午後2:00出発らしい。現地までの飛行時間は約9時間30分。便は上海経由だ。
出発時間が近づき、颯爽と飛行機に乗り込むが、ROYAL NEPAL機は真中通路の両サイド3席のがたがた飛行機だった。ジャンボ機に乗りなれた私にとれば、何やら不安交じりの複雑な気分になる。
「さぁ、出発だ!!」
さて、上海に到着。上海空港では45分のインターバル。空港内で土産物屋を見物し(冷やかし)ながら時間を過ごした。日本と上海の時差は1時間。日本とネパールの時差は3時間15分あるから、まだ腕時計は、日本時間のままにしておこう。
(飛行機は一路、ネパールへ飛び立つ。)
隣りの座席のネパール人女性は、6年間東京の立川市に住んでいたそうだ。日本で同国の人と出会い、結婚し、子供ができたので教育の為、カトマンズに帰るのだと言う。夫は日本で働き、家族に仕送りをするそうだ。ネパールは、男尊女卑の国だそうで、日本の方が好きだと言っていた。
ただ、日本の人は、男も女もみんな浮気するのが信じられない、テレビで見たからよく知っている、と変な事を確信していた。マスメディアというのは本当に恐ろしい…。
(カトマンズ空港には、現地時間夜8時に到着。)
あやしいヒンズー教団?とフジ・ゲスト・ハウスのオーナー
は言っていた。朝の礼拝へ行く姿。日本人もいた。
空港の外は、ホテルの呼び込み、ポーター達でごった返していた。排気ガスの匂いが空気中に蔓延していて臭い。
そんな中、ローヤル・マウント・トレッキング社のシバ氏がワゴン車で迎えに来ていた。ポーターが手際よく荷物を車に載せて、ホテルに向う。空港からは舗装状態の悪いガタガタ道が町の中心までクネクネと続く。その途中の商店街の裏の細い路地の中に我々のホテルはあった。
通行人の多くの女性はサリーを身にまとい、街の中は、記憶にあるインドのようであった。犬がやたらと目立ち、あちこちの路上に群れをなしている。
ロイヤル・マウント・トレッキング社のシバ氏
ホテルに到着し、出迎えを受け、部屋割りを聞き、ロビーでお茶(甘いミルクティー)を飲みながら明日のスケジュールを確認する。さて、参加メンバーであるが、K氏の八ヶ岳のロッジの利用関係者が大半で、計7名である。K氏と私以外はみんな女性であった。
私は部屋に入り、借りてきたトランクを開き、トレッキングに必要なものとこのホテルに預けてゆく荷物を分類する。
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